年始第一弾のポストは!
我が家の長女、おしめ外れました〜!!のご報告から。
1歳から2年かかって完了したトイトレエピソード
いやあ、長かった。本当に長かった。長女あるあるで、1歳を過ぎたあたりから育児本を読み漁りながらトイトレ開始する超フライングから始まり。しかし半年やっても全く外れる兆しなし…。
どうしたもんだかと、Instagramのフォロワーの方からのアドバイスや、育児先輩方に聞いてみると、今どきそんな急がないよ、と。保育園で自然に外れるよ。と。
肩の力が一気に抜けるアドバイスをいただきました。皆さまに感謝。
一方で、インドではトイトレは早い傾向にあり、長女の親友はなんと1歳を過ぎたあたりでバイバイおむつ。その家族からは、いつおむつはずれるんだ〜!と密やかなプレッシャーを感じながら2年の月日が立ちました。娘は、現在3歳2ヶ月です。
恐怖体験がトラウマに発展してしまった娘
ここからが本題です。
実は、娘、超がつくほどの便秘症。生後間もないころからよくマッサージをして便意を促していました。2歳を過ぎた頃からは、大きい方をするのに1時間費やしたり、もはやもうトイレは恐怖でしかなかったんです。
トラウマ体験まで発展してしまったトイレ。小さいほうさえも、自分のおまたから何かが出てくることが恐怖で恐怖でしょうがなくなってしまい、2歳半を超えるころには、おまるにも一切近寄らなくなり、部屋の片隅に埃をかぶって静かにその時を待つおまるさん。いつか、きっと自然としたくなるだろう、、と母は小さな期待を寄せていましたが、3歳の誕生日を迎えても兆しなし。
さすがに湿疹や感染が心配になり出し、この冬休みをきっかけに夫が頑張りました!
泣き叫ぶ子供を抱きかかえながら
恐怖で泣き叫ぶ子供を押さえながら、おまると娘を抱えるようにして「頑張れ!頑張れ!」とまずはパパが頑張りました。しかし、あまりに長時間泣き叫ぶ娘に、いい加減いらいらしてしまった夫は、大きな声で、「そんなに泣くんじゃない!」と一喝してしまったのです。
ああ、それ、一番やっちゃいけないよね。とわたしは心の中で叫んでおりました、、。
が、その瞬間。娘は、その声に驚き、おもらしのように出てしまったのですね。しかも、おまるの中に!
今まで何かが出てくる恐怖から、ずっと我慢をお腹にためていたものが、ひょんなことで出てしまった。
娘は、驚きと、そして喜びの表情でいっぱいでした。
パパが、「すごいぞ!」と抱きしめてあげた瞬間の娘の自身に満ちた顔が今でも忘れられません。
なぜ人は挑戦できなるくなるのか?固定概念の恐ろしさ
少し話はそれますが、わたしが参画するLEAN INというサークルで「なぜ人はチャレンジできなくなるのか?」「なぜ新たなことに興味を示せなくなるのか?」というトピックで議論しました。
FacebookのCOOシェリルが書いた書籍「LEAN IN」の第一章でこのトピックは取り上げられていますが、その正体は「恐怖や不安」だとあります。まさにその通りだと自分の人生を振り返ってもそう思います。
世界で活躍する人でも同じように恐怖や不安を感じているのです。でもそれを乗り越えるのか乗り越えないのかが、大きな違いですね。
人間は、生まれたときから蓄積され始める成功体験や失敗体験から、この見えない不安という壁を作り始め、成人する頃にはこれがその人の人生の意思決定を左右する固定概念までに成長します。
この見えない壁を子供に作ってしまうのか取っ払うかは、親や学校、友達など身近な環境で接する人間次第とも言えます。もちろん書籍やメディア情報なども影響する主体の一つでもあるでしょう。
恐怖や不安を一緒に乗り越えるのは、身近にいる人間
娘のトイトレから学んだ私の教訓は、不安や恐怖は人生の中でもちろん生まれてしまうことはある。
でも、近くにいる人が一緒に乗り越えてあげることで成功体験となり、子供が大きく成長するチャンスでもあるということ。
トイトレ成功後の娘は精神的にも一気に自立し始めたからです。パジャマを自分で着たり、妹の面倒を積極的に見たり。
なんと夜以外は100%の成功率。大きい方も数日後にクリアし、今では夜もおしめを嫌がるようになりました(が成功率は半々)。
不安や恐怖の先に何があるのかを具体的に言葉で示す
これは一部の大人のほうが忘れてしまっている感覚だったりします。
でも、少し時間をとってみて。何か自分でも、やってみたいな、あ、なんか興味あるなって思った時。でも子育てがあるし。働くことをやめてしばらく経つし。お金節約しないとだし、、そんなリスクや目の前のネガティブなものばかりに囚われていませんか?
挑戦の前に立ちはだかる不安や恐怖を乗り越えるために、キラキラした未来や自信に満ちた自分や子供。
新たなチャレンジへのワクワク感を自分の中でイメージすることからやってみてはどうでしょうか?
そのキラキラやワクワクを自分の言葉で子供に何度も説明し、子供の脳の中にその素晴らしさを虹色のように描いてあげる努力を続けることで、子供は逆風を物ともせず、挑戦していける人間に成長できると信じています。
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